MTG人間デッキ改良案

以前聞かれた「MTGの人間デッキで全体除去に対策する方法」をまとめました。

戦法面

全力で展開しない

全体除去を使ってきそうな相手(白がらみのデッキで、序盤にあまり動かない)には、手札にある程度クリーチャーを残しておくか、対策用のマナを残しておく。

 

相手が4マナ以上出せるようになったら全体除去を警戒しよう。

例:《審判の日》 (2)(白)(白)の4マナ

《至高の評決》 (1)(白)(白)(青)の4マナ

 

カード面

《根生まれの防衛》

 (2)(白)

インスタント

居住を行う。あなたがコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで破壊不能を得る。(居住を行うには、あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体のコピーであるトークンを1体戦場に出す。破壊不能を持つクリーチャーは、ダメージや「破壊する」効果では破壊されない。)

 

白単色でできる全体除去対策。

これを使うのなら居住も活用できるよう、《町民の結集》 などでトークンも使っていきたい。

《教区の勇者》 との相性もよいので、人間デッキにはぜひ《町民の結集》 を入れよう)

 

利点

・コモンである《根生まれの防衛》のみで対策できるため、低予算で組める

 

欠点

・対処するには3マナ残してターンを渡す必要があるため、相手に警戒されやすい

 

 

赤をタッチして《ボロスの魔除け》

 (赤)(白)

 インスタント

以下の3つから1つを選ぶ。「プレイヤー1人を対象とする。ボロスの魔除けはそのプレイヤーに4点のダメージを与える。」「あなたがコントロールするパーマネントはターン終了時まで破壊不能を得る。」「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで二段攻撃を得る。」

 

こちらは赤白2色のマナが必要となるが、2マナでできる全体除去対策。

この方法は土地も入れ替える必要がある。

 

コモンのみで揃えた例:

 

22《平地》

12《平地》

2《山》

4《ボロスのギルド門》

4《進化する未開地》

 

赤タッチの利点

《ボロスの魔除け》は全体除去対策以外の使い道もあり、メインデッキから使える

《岩への繋ぎ止め》 も使え、厄介なクリーチャーを少ないマナで除去しやすくなる

 

《岩への繋ぎ止め》

(白)

エンチャント - オーラ

エンチャント(あなたがコントロールする山) 

岩への繋ぎ止めが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。岩への繋ぎ止めが戦場を離れるまで、それを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)

 

欠点

・低予算で組むことを考えると、土地がタップインすることが多くなり、展開スピードが少し遅くなる

《断崖の避難所》《戦場の鍛冶場》《聖なる鋳造所》 などレア土地でこの欠点を対処できるが、いずれも少々高い

 

現在の相場

《断崖の避難所》 400円

《戦場の鍛冶場》 300円

《聖なる鋳造所》 1500円